Volume　ExtractorのVolume Renderingでは、2D/3Dテクスチャマッピングを使用したボリュームレンダリングアルゴリズムを採用しています。 そのため、高速なGPUと512MB～1GB程度のメモリ構成で、その威力が発揮されます。

例えば、2010年12月に発売されたGeForce GTX570は、実売価格3万円台の中堅GPUですが、メモリは、1.25GBのグラフィックメモリを搭載しております。このグラフィックスボードを使用すれば、2個の医用画像（512画素の3乗画像）を、同時に比較表示したり、高速な回転・移動・拡大・断面表示などが可能です。

3Dテクスチャ機能がないPCやNVIDIA、ATIの下位モデルでも表示は可能となりますが、グラフィックスメモリが少ない場合、高解像度な画像を表示しますと、ぼやけた画像表示になります。そのため、ボリュームレンダリングを多用されるお客様は、この中堅クラス以上のグラフィックスボードを推奨します。